IMV VM-2004Adv振動計測装置
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カードバイブロ アドバンス<Type-212>

一般的な振動計では診断が困難な低速回転機械の軸受診断をサポート低速(200rpm以下)軸受の異常診断は、高速軸受より振動値が小さく、低速軸受の異常を早期検出するのは困難です。本商品は三菱化学株式会社の特許出願技術(発明者 三重大学 陳山教授)である振動解析技術を実用化した画期的なポータブル診断器です。

特長

[判定値搭載]◎加速度 1250m/s2 ◎速度 2.2m/s ◎変位 51mmp-p  搭載質量 1000kg[現場作業が簡単](Parallel Slope Guide)を標準採用[汎用振動計とオプション共用]600rpm以上の回転機会用の振動計カードバイブロNeoと表示器(PDA)のみならず振動ピックアップ、マグネットも共有でき、モジュール部繋ぎ替えソフトウェアを切り替えるだけで、両方の機能が使えます。

解析手順

準備



 



 
 ①ピックアップVP-2001Aをマグネットあるいはネジ止めします ②本体のソフトウェアを起動します ③対象設備の回転数を入力します

解析結果



 



 自動判定判定値を搭載しているため
判定後すぐに判定できます。
 Pパラメータ波形(注)新たな振動解析技術での
波形を表示し、特徴確認ができます。
 FFT解析を行います振動原因の究明や精密診断の
ためにFFT解析ができます  

(注)「Pパラメーター波形」は新たな振動解析技術で得られた時系列波形ですが、従来の「包絡線波形」に等価的なものとして考えてもよいです。

製品構成



項目品名員数型名備考 モデル標準構成本体付属品オプション

CardVibro
Advance Type212

1VM-2004Adv-212HP社 iPAQ212 Enterprise Handheld付属 
専用モジュール1VA-2004Adv 

PocketPC(1)HP社 iPAQ212 Enterprise Handheld注)PocketPCはモデルを
変更する場合がございます
 
専用ソフトウェア1 CD-ROM SDカード

圧電式加速度型
ピックアップ
(1)VP-2001A注)ブローブ VB-2001は付属しません

収納ケース1C-2004 

取扱説明書

1

IM-2004Adv  
出力ケーブル(1)CO-2001電圧で波形を出力します

長尺ケーブル3m(1)CE-2001-3mピックアップケーブルを延長します

長尺ケーブル6m(1)CE-2001-6m
長尺ケーブル10m(1)CE-2001-10m
小型強力マグネット(1)MH-201Rピックアップ固定用
ネジ固定しない場合必需品


ハード仕様

1.適合Pocket PC

対応PDA[対応OS] MicrosoftR Windows MobileR 6 Classic 日本語版 MicrosoftR Windows MobileR 5.0 日本語版
[プロセッサー] MarvellR PXA310 624MHzプロセッサ
[メモリー] 128MB以上
[インタフェイス] CFカードTypeⅡおよびSDカードスロット搭載機種

2.カードバイブロアドバンス(VM-2004Adv)

分離仕様型式形状寸法色質量使用電源使用温度範囲使用湿度範囲

センサー入力
(PU IN) ※1

ハイパスフィルタローパスフィルタゲイン(レンジ)フルスケールADコンバータ生波出力
(PU OUT)
VM-2004Adv

CFカード型(TypeⅡ)
高さ60.0×横幅42.1×奥行き16.9(mm)

黒色
約25g
PocketPCより電源供給(+3.3V)
0~+45℃
30~90%結露なきこと

AC電圧 ±2.5V
コネクタ形状:専用8ピンモジュラージャック

fc=5kHz
fc=50kHz
×1/×5/×20/×100

±2.5V
×1:上限1250m/s2まで計測(VP-2001A使用時)
×5:上限250m/s2まで計測(VP-2001A使用時)
×20:上限62.5m/s2まで計測(VP-2001A使用時)
×100:上限12.5m/s2まで計測(VP-2001A使用時)

16ビット分解能 128kHzサンプリング

AC電圧 ±2.5V
センサー入力信号を使用レンジ倍率
(×1/×5/×20/×100)で増幅した電圧信号を出力
LPF:50kHz、HPF:5kHz
コネクタ形状:2.5Ф超ミニジャック出力端子

※1:ICPタイプのプリアンプ内蔵型圧電式加速度ピックアップは、接続できません。電荷出力の圧電式加速度ピックアップは、オプションのチャージアンプCA-2001を介して接続できます。

3.VP-2001A 圧電式加速度型ピックアップ

分離仕様モードの種類
振動数範囲(フィルタ)計測範囲レンジ区分

加速度:A

10~10kHz(上限周波数は変更可能)
速度:V10~1kHz
変位:D10~150Hz
エンベロープ加速度:E1DC~50Hz(5~100Hz[BPF])
エンベロープ加速度:E2DC~500Hz(5~1kHz[BPF])
エンベロープ加速度:E3DC~5kHz(500~10kHz[BPF])
エンベロープ加速度:E4DC~10kHz(5~20kHz[BPF])
計測加速度500m/s2

加速度:A
エンベロープ:E1,E2,E3,E4

4レンジ,10,50,200,1000m/s2/固定またはオートレンジ
速度:V4レンジ,10,50,200,1000mm/s/固定またはオートレンジ
変位:D4レンジ,50,250,1000,5000μmp-p/固定またはオートレンジ

ソフトウェア仕様

1.主な機能

  1. Pパラメータ波形測定
    • OA値算出(PEAK,RMS,CF)
    • 歪度、尖度算出
    • グラフズーム、カーソル値表示
  2. 判定機能(歪度、尖度より判定)
  3. PパラメータのFFT
    • 卓越周波数成分 TOP5表示機能
    • グラフズーム、カーソル値表示
  4. データ保存
  5. 保存データ呼び出し